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【蒲田校】8/5(土)デジタルハーツ様体験入学スペシャル!

2017年08月06日 【蒲田校】8/5(土)デジタルハーツ様体験入学スペシャル!

皆様こんにちは、教員Mです。

今日の蒲田校ゲームビジネスコース体験入学では
スペシャル版として、株式会社デジタルハーツ様を
お招きして「ゲームデバッグ体験授業」を実施して
いただきました。

毎年夏休みにはたくさんのゲームが発売されますが、
皆さんが発売日を楽しみに待ってついに購入した
ゲームが、まともに動作しないで遊べなかったら
がっかりしますよね?

もしそんな事になればユーザーががっかりするだけで
なく、ゲームを開発したメーカーもユーザーへの
お詫びはもちろん、不具合対応で追加の作業が発生して
多大な損害が発生、業界での評判もがた落ちです。

そんな事にならない様に、ゲーム開発途中で開発者が
意図しない動作が発動する不具合(バグ)を探し出して
レポートとして開発メーカーに報告し、発売後はユーザー
が安心して楽しんでもらえる様にチェックする作業
(デバッグ)を体験するスペシャル企画です。

まずは蒲田校の学生が作ったゲームを教材にして

「こういう不具合を発生させるにはどんな操作を
 すればよいでしょう?」

という問題が出されました。
楽しむ為にゲームを遊ぶのではなく、わざと不具合を
出す為にプレイするという今までにない遊び方(?)
に参加者の皆さんもとまどいつつ探していきます。

ヒントを元にその内に誰かが不具合を出す手順を
発見すると、みんながその手順を参考にやろうと
するのですが、
「こうなった瞬間にこの操作をする」
という感じで手順が分かっていてもなかなか
その通りに操作出来ない!!

普通にゲームをクリアしてしまうと悔しがり、無事に
不具合を出せると喜ぶという従来の遊び方とは全く
逆の展開になり、

「惜しい…」
「あっ出来た!」

と段々と教室全体の雰囲気が盛り上がって行きました。
そして一通り不具合を探し終えた所で、デジタルハーツ
様から伝えたい事として以下のお話がありました。

・不具合を出す方法が分かっていても再現させるのは難しい

・苦労してバグを見つけられた時の達成感を感じて欲しい

・一見ゲームで遊んでいるみたいだけど、不具合が
 起こりそうな場所を見つけて更にそこで通常しない
 操作を思いつくか? 等の専門の知識や技術が必要

ゲーム開発というと雑誌やネットでよく見かける有名な
開発メーカーに注目しがちですが、普段自分達がゲームを
楽しく遊べているのは最後の砦としてデバッグ作業を
繰り返して不具合が無いかチェックしてくれている人達の
おかげだという事を身をもって体験出来た一日でした。

デジタルハーツ様、貴重なお話をありがとうございました!!

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